10年後の約束

時間割を決め、その他いろいろ処理が終わると、

恵里は夏帆と別れて、美優と待ち合わせの場所まで行った。


またもいろんな先輩が声をかけてくる。


でも私は、「もう何に入部するか決めました。」と美優と相談もしていないのに、

勝手に答えていた。









そこへ、なんと、間違いない・・・・ちょっとだけ見えた。



学内を歩いてる哲也君の後姿が・・・・・友人たちに囲まれながら・・・・


あ~~~~~~行っちゃう。どこ行くの?


恵里は、心の中で叫びながら、どうすることもできなかった。