【6年後】哲也の誕生日がやってきた。


哲也は、懐かしい夜景を眺めながら、1人回想していた。

久美子が来ても来なくても、自分が生涯をかけて愛した女性は、

やはり久美子だと確信していた。


でも、恵里と別れたあとも、連絡はとっていない。

だから、この約束は白紙のまま終わってるんだ・・・・・

だから、この夜景を見た後、久美子さんに会いに行くんだ・・・・

哲也はそう決めていた・・・・・