10年後の約束

一方、家で恵里の帰りを心配で待っている久美子は、

自分を責め続けた。

私がバカだった。情けない。娘の彼氏と恋仲になってたなんて・・・・


久美子は恵里が心配で仕方がなかったが、もう哲也に電話、メールはできなかった。

ただひたすら、頭を抱えながら、恵里の帰りを待っていた。