「恵里は哲也がこのサークルに正式に入るなら、入る。」と勝手に決めていた。


美優の意見も聞かずに・・・・



とにかく彼と同じサークルに入らないと、

広い学内で、学部が違うのだから、出会うことはなくなってしまう。

とにかく、私を知って欲しい・・・・・



恵里は、「美優にあっちのほうへ行ってみようよ。」と

思い切って言ってみた。



そしたら、なんと美優・・・・


「あ~もうそろそろ帰らないと、自動車学校間に合わない・・・」

なんていうんだもん。



私は、後ろ髪ひかれながら、美優と帰るしかなかった。