10年後の約束

哲也が来るまで、恵里は1時間近く、その場に座っていた。

身体は完全に冷え切っていた。

哲也は、恵里のその姿にびっくりし、慌てて車に乗せ、恵里に毛布を掛けた。

「大丈夫か?」

「うん、寒い・・・・・」

恵里はブルブル震えている。なかなか身体の震えが止まらない。

哲也は自分の着ていたコートを脱いで、また恵里にかけてくれた。

車内の暖房はマックスで・・・・・・・