10年後の約束

いや、でも違う。

私のことが好きなら、今からでも哲也は来てくれるはずだ。

恵里はいきなり哲也にまた電話をした。


「今から、来て。駅前にいるから。」とだけ言い残し、恵里は電話を切った。

すると「わかった。」とメールで哲也から返信があった。


「寒い~」恵里は、ベンチに座り、星空で輝く空を見ていた。


「あっ・・・・・」また一つ嫌なことを思い出してしまった・・・・・

哲也と見たあの夜景は・・・・・・


哲也がお母さんと見た夜景だったんだ・・・・・・

間違いない・・・・・・


「はあ~~~~」恵里は深いため息をついた。