10年後の約束

「・・・・ひどい・・・・私はどうすればいいの?

哲也は私よりお母さんが好きなんでしょ?」


「・・・・・・・・・・」


「何、黙ってるの、正直に答えてよ。」恵里は憤りを感じた。


「恵里もお母さんも好きだよ。」哲也はそう答えるしかなかった。


「じゃあ、ん~だから、どっちが好きなの?」


「・・・・・・・・恵里だよ。」

哲也は答えた。

「そんなの嘘に決まってる・・・・もういい・・・」

と言って恵里は電話を切った。