10年後の約束

「じゃあ、髪型に合う服買いに行こうか?」

「うん。」

そういうと、哲也は恵里の手をつないだ。

2人とも買い物は大好きなので、

とても楽しかった。


哲也は恵里に「黄色いのワンピース」を選んだ。

「これ、着てみろよ。恵里はピンクが多いから、たまには違う色どう?」


「うん、試着してみる。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・


「どう?」恵里は不安げに聞いた。


「よし、これにしよう。ちょっと早めのクリスマスプレゼントだ。」


「えっ?いいの?・・・・ありがとう。」


恵里はびっくりした。まさかプレゼント買ってくれるなんて・・・・


「大事にするね。ありがとう。」