「あなたは、恋に恋してるだけ。ごめん。私もどうかしてたわ・・・・」 久美子は言った。 しかし、哲也は再び手をぎゅっと握った。 そして大きな声で言った。 「俺は久美子を愛してる。」 「10年後の今日、俺の誕生日、ここで会おう。約束だ。」