10年後の約束

「今から行こうか?時間大丈夫?」久美子はいきなり言った。


「私が好きな場所知ってる?」



「う~ん、例えばどんな~~?」哲也が聞いた。


「キラキラした場所よ。」


「なんだそれ?どこだろう?」


「いいわ、すぐにわかるわ。

初恋の彼と行った場所なの・・・・・ふられちゃったけどね。」



そういいながら車はどんどん山の中入り登って行った。