そして、母親の美恵が「久美子、久美子」といつも呼んでいたので、
哲也もやがて「久美子さん」と呼ぶようになった。
それがきっかけか、わからないが、久美子は、少し若かった頃のトキメキ感を思い出しはじめていた。
家庭を持った今、名前で呼ばれることなどまずない。
久美子も次第に哲也が愛おしくなっていった。
でも、それは1人の男性としてだとは、久美子は気付いていなかった・・・・・
いや、自分で自分をごまかしていたのかもしれない・・・・
本当は、恋が始まったのかもしれない・・・・・・
哲也もやがて「久美子さん」と呼ぶようになった。
それがきっかけか、わからないが、久美子は、少し若かった頃のトキメキ感を思い出しはじめていた。
家庭を持った今、名前で呼ばれることなどまずない。
久美子も次第に哲也が愛おしくなっていった。
でも、それは1人の男性としてだとは、久美子は気付いていなかった・・・・・
いや、自分で自分をごまかしていたのかもしれない・・・・
本当は、恋が始まったのかもしれない・・・・・・



