10年後の約束

いきなり夜景を見ながら、哲也は言った。


「恵里ちゃんさ、likeとloveって違うよね?」

「あっ、うん・・・・・」恵里は答えた。

「俺さあ・・・恵里ちゃんのこと、

likeなんだけど、なぜかloveにはなれないんだ・・・・・・


いやあ、もう誰にもloveにはなれないかな・・・・」




「・・・・・・・・・・・」


恵里はショックで言葉が出なかった。


これはふられたの?




「恵里ちゃんは、俺のこと好き?」哲也が聞いてきた。


恵里は、もう勇気をだして答えた。


「好き。」