10年後の約束

何も知らない恵里は、大満足だった。


初デートの約束は出来たし、親にまで会ってくれたし・・・・・


あとの二人の女の子(ライバル)の存在など、その時はもうどうでもよかった。


名大落ちたから、恵里ちゃんに会えた・・・・・・だって・・・・


うひゃぁ~恵里の頭の中は、何度もその言葉が繰り返された。