優しくて大好きな君

私達は近くのファミレスで話すことにした。里美はケーキ、私はパフェを頼んだ。

「で、話って何?」
単刀直入に私は里美に聞いた。
「実はさ…私、りゅうのこと好きっぽい。」
え…!ビックリした!りゅうっていうのは同じクラスの西富隆一のことだ。クラスのムードメーカー的存在でみんなからは“りゅう”って呼ばれている。