今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

毎日が…そんな事で一杯だった…。
二週間も過ぎた時だった。日中から雨が降り続き、夜の客の入りは…天気の為か、あまりいなかった。
『ウィ~ン』
入り口の自動ドアが開き、彼女が今日も来てくれた。…来てくれたなんて…変な感じだな…。傘をささなかったのか…彼女の髪の毛は濡れていた。僕は…いつもと同じ様に彼女の視界に入らない様…距離をとる…。そして彼女も…いつもと同じ行動をとるのだろうと思っていた。…それは違っていた。彼女は…僕の方へと近づいていた…。

(なんなんだ!?あいつ?)
あの男に『好き』と言われた帰りに…私はムカつくより、笑いがこみ上げていた。普通、あんな失礼な事したやつがあんな事いうかよ…?冗談?…思い出す度に不思議な事だ。しかも…多分、お互い初めて話したのに…だ。ダラダラ口説かずストレートかよ…。歩きながら色々考えてしまった。私らしくないな…。まぁ…今日はあれ以上何もなかったから…本気ならまたあっちから話し掛けてくるだろ。あいつは…きっとあんな感じで女を口説くに違いない…。あいつが本気なのか…また明日行けばわかる…。でもな…。私は…また色々と考えていた…。

 結局、次の日も…また翌日も…私はあいつのいる店に来ていた。