今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

「合わないってか?」
晶はそう言いたかったんだろうけど…僕が先にそれを言った。僕の言葉を聞いた晶は何も言わなかった。
「…例えそれが本当でも…別に…。僕のこの気持ちは本当の事なんだから仕方ないだろ!?そんな事言うな!!」
いつの間にか…強い口調で晶にそう言っていた。自分より…彼女を知っている様な態度、そして、僕の気持ちを否定させたい様な晶の言葉に…イラついたのかもしれない。
「…悪ぃ。」
晶はそう答えた。それを聞いた僕は…晶に強く言った事、そして自分の気持ちに…深く反省した。もう…誰も好きにならないって決めた決意に…。
「僕こそ言い過ぎた…ごめん。」
「いや…いいんだ。なんか最近のお前…元気なかったからな。へこむ前にと思ってたんだけど…。お前が決めたんなら応援するよ!」
「…ありがとう。」
素直に言えなかった…。晶の『応援する』の言葉が…僕の胸に深く刺さっていたから…。

次の日も、また次の日も…彼女は何もなかった様に…変わらず店にきていた。なるべく…彼女に近付かない様に…僕は距離をとって仕事をしていた。…あれからも体の具合は変わりない。それでも…見えない所で症状は進行しているんだろう…。