今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

(!?)
気がつくと…体が動く様な感じ…。もしかして…『魂』となって動けるのだろうか…?僕は…『感じられる』手をゆっくり動かして…SAEの頭に意識を向けた。SAEの所に届いた…僕の意識の掌には…SAEの温もりまで…感じられる…。
「やっと…言ってくれたね…。」
声になってるかなんてわからない…。けど、それで充分だった…。SAEは…僕の方を…向いた。

「…太郎っ!?」
今、ここで起きてる事は…現実なのかな…。太郎の手が…私の髪の毛を撫でていた。
『…見えるの?』
「…うん。」
周りが…時が止まったみたいに感じた。…最後に…神様が願いを聞いてくれたのかもしれない…。
『SAEの声が…聞こえたんだ。大好きって…。…ありがとう。』
「大好きだよ…だから…。」
そこまで言い掛けると…太郎は…私を抱き締めてくれた…。