今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

だったんだろうけど…僕は本気で考えてそう答えた。
「ふぅん…。じゃあ好きなんて嘘なんだ。」
彼女は…いつもの感じに戻っていた。
「嘘じゃないよ。」
さっき言った言葉…あれは自分の中でしまっていた本当の感情…嘘なんかじゃない…。
「じゃあ…なんで抱けないの?」
呆れたと言うか…見下しているというか…彼女は聞いてきたが…僕は何も答えられずに俯いていた。
「おい!!太郎!!」
何も言えずどうしようもなかった時…晶が来てくれた。
「お客様…すいませんでした!」
晶はそう言って…自分の頭を下げていた。そして…僕の頭も…晶の手に押さえ付けられる様に…下げられていた。

「お前、馬っ鹿だな!」
帰りに晶は笑いながら言ってきた。
「あんな風に口説く奴…初めて見た!お前…以外と度胸あるな!」
そう言い、晶は僕の胸をポンと叩いた。…度胸があるって言うよりも…本当にあの時の自分が信じられない…。
「でもな…あいつはやめとけ。」
今度は突然そんな事をいう…。晶の顔は真剣な顔になっていた。
「なんで?」
その理由は全くわからない…。それしか僕は言えなかった。晶は少し考え込む様に黙って…口を開いた。
「…前にあの娘…制服でいる所、見たって言ったろ?俺が見たのは…夜中だぞ?しかも今より遅い時間に街中で。…多分…かなり遊んでるぞ?」