(ここだ…。)
確かに…そこにあいつの名前があった。間違いない。部屋の中に入るのは…そこのドアを開ければいいだけ。でも…そんな簡単な事だけど、どうしてもその先に行けない。バイトしてたとこなら…さっきみたいに入っていけるけど…ここにはあいつしか居ないし…。
(ちょっとだけなら…。)
会わずにただ、顔だけでも…。私はそう思って、少しだけドアを開けた。1cm…2cm、まだ…見えてこない。どうしようもなく胸が高鳴る…。
「あっ!」
つい、声を出してしまった。ようやくあいつが見えた。…でも、腕に何本もの点滴が…それに驚いてしまった。…気付いたかな?
「…」
部屋の中は静かだ。あいつは動かない…眠ってるの?少しホッとしたけど…本当なのだろうか?気付いて欲しかったんじゃないの?私の中の私がそう言ってくる。…うるさいよ。
「もしかして…SAEちゃん?」
「!」
後ろから声を掛けられた私は、一瞬身を縮ませ、そのままドアを離してしまった。胸はすごく高鳴ってる。爆発しそうだよ…。そう見せない様に装っても…額から変な汗が流れてくる。
「人違いだったら…すいません。」
振り返ると…そこには瞳を真っ赤にさせた女が立っていた。不安気に私を見てる…。
確かに…そこにあいつの名前があった。間違いない。部屋の中に入るのは…そこのドアを開ければいいだけ。でも…そんな簡単な事だけど、どうしてもその先に行けない。バイトしてたとこなら…さっきみたいに入っていけるけど…ここにはあいつしか居ないし…。
(ちょっとだけなら…。)
会わずにただ、顔だけでも…。私はそう思って、少しだけドアを開けた。1cm…2cm、まだ…見えてこない。どうしようもなく胸が高鳴る…。
「あっ!」
つい、声を出してしまった。ようやくあいつが見えた。…でも、腕に何本もの点滴が…それに驚いてしまった。…気付いたかな?
「…」
部屋の中は静かだ。あいつは動かない…眠ってるの?少しホッとしたけど…本当なのだろうか?気付いて欲しかったんじゃないの?私の中の私がそう言ってくる。…うるさいよ。
「もしかして…SAEちゃん?」
「!」
後ろから声を掛けられた私は、一瞬身を縮ませ、そのままドアを離してしまった。胸はすごく高鳴ってる。爆発しそうだよ…。そう見せない様に装っても…額から変な汗が流れてくる。
「人違いだったら…すいません。」
振り返ると…そこには瞳を真っ赤にさせた女が立っていた。不安気に私を見てる…。
