今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

「何なんだよ?」
僕はちょっとふてくされ、仕方なく…明日の準備をする事にした。
「あれと…あれ…」
持って行く物を声に出して確認する。それでも、なかなか準備がはかどらない。物を出したりしまったりするのも…体が悲鳴をあげるし、何よりも…準備する物ひとつひとつを思い浮かべては…色々な事を思い出していたからだ。
(そう言えば…)
結局は全く関係ない事まで…何も、今じゃなくてもいいだろう?って事まで思い返しては手が止まる。…もしかしたら入院する事へのためらい?…時間だけが過ぎていった…。
「何やってるの!?」
手を止めて考え込んでいた時、亜紀が部屋に入ってきた。片付けとやらは終わったのだろうか?
「何って…色々準備あるんだよ。明日の。」
「もう!」
まだ僕はふてくされてた。そんな感じで言うと、亜紀は呆れ顔をしていた。
「こんなの適当でいいの!」
そう言いながら、せかせかと必要であろうと思う物をバックに詰め込みだした。 「あっ、亜紀…これも!」
「そんなのいらないでしょ!」
そして、僕が持って行きたかった物を亜紀は入れてくれない。
「なんでだよ!」
とうとう…僕の中で我慢の糸が切れてしまった。