今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

「お前には…家族だって…俺だっているじゃないかよ!?」
そう言われた僕は…自分の小さな殻に入って…自分の事しか考えてない事を教えられた。そうだよな…、彼女だけが僕の支えじゃない。みんなで僕を支えてくれてるんじゃないか…。
「ありがとな…晶。」
「…何言ってんだ。友達だろ?もしお前が…その時が来るまで…、…何て言っていいかわかんねぇけど…生きろ!それでまた一緒に遊ぶぞ!」
…その言葉に…約束なんて出来るわけないはずだけれど、僕は頷いてた。晶は…隠し様がないほど泣いていた。
「じゃあ…またな!」
「あぁ!」
そうして僕達は、それぞれの帰路へと就いていった…。


「ちゃんと言えた?」
「言ったよ!」
帰るなり、僕は部屋の中でいつもの様に横になっていた。そんな時、そう言いながら亜紀が入ってきた。
「なら…いいんだ。」
しんみりする様に、亜紀は呟いていた。入院する事について…昨日、家族の中で話はついていた。特に何かする訳でもなく、みんな静かに受け入れてくれた。…まぁ、変に覚悟を決めた様になるより、僕としては何となく、気が楽だった。
「ねぇ…あんたの彼女の事なんだけど…。」
もちろん、亜紀には別れたという事も言っていた。