【BL】空に咲く花






「少し、夜話したいことがあるの。7時にあそこの海の家の前で待ってるから。」




「あっ、ちょっと!」




それだけ言うと顔を真っ赤にして走り去っていってしまった。




新道さん・・・



最近俺の頭の片隅にある彼女。




「・・・お前はモテるなー。」



楓は、のんきにそんなこというけど俺はそうは思わない。



別に、モテてるわけじゃないし。



「ま、俺が好きなのは昔から楓しかいないけどな。」



「・・・信じてるよ。」



それだけ言うと海に向かって走った。



the 青春って感じ☆