【BL】空に咲く花





「お前、感じてんの?」



ふっと笑みをこぼされて真っ赤になる俺。


周りに幸い人はいないものの遠くには飛鳥たちが見える。




「楓が・・・こんなことするからっ。」



「もっとしてほしい・・・んじゃない?違う?」



「~・・・意地悪」




俺は寝転がったまま体をくねらせて快感に耐えた。




「ま、続きは今度な。」




そうにやりと笑う楓は本当に意地悪だと思った。



でも、その今度が楽しみになってしまう俺も相当重症だ。