ぺたぺたぺた クリームを俺の腕に延ばしている楓。 「お前、本当に男かよ。」 「失礼にもほどがあるでしょ、どう見ても男だけど。」 だいたい、女の子だったら海パンでいれないだろ。 「だって、こんなにきれいな肌してるんだぞ。」 そんなこと言ってくるくると撫でまわすように塗ってくる。 「・・・・っちょ、その塗り方。」 くすぐったいっていうか・・・ なんか。 「なんだよ、腕塗ってるだけだぞ?」 そんなことを言いながら、楓の手は次の場所に移った。