ガチャ------
舞人がいるであろう俺の部屋のドアを開けた。
「・・・!?」
そこにいた舞人に目が釘付けになる。
だって、俺の枕に顔を埋めて寝ころがっている。
・・・可愛すぎるだろ。
しかも、俺が入ってきたことに全く気付いていない。
なあ、襲っていいのか?
そういうことなのか?
って、そんなことばかり俺の頭は考えてしまう。
そんなに、枕にギュってされたら今夜から意識して使えないだろう!
だって、当然ながらそんなに抱きつかれている枕なんだから舞人の匂いもついているだろうし。
「そんなに俺の枕好き?」
やっと、俺の口から出てきた言葉はそんなものだった。



