「本当女みたいに小さいなー…」 ポンポンと頭を撫でる。 「失礼でしょ。俺、一応男だよ。」 「いや、可愛くて…本当に。」 そんなことを言ってそっぽを向いた楓。 ほんの少し顔が赤い? 「楓?どうしたの?」 「っ…」 下から楓を覗きこむように俺は見上げた。 楓の綺麗な瞳が俺を映す。 「ちょっと…無自覚かよ。」 「楓?顔赤いけど大丈夫?」 ますます赤くなっていく楓の白い頬。