そういったとたん、蛍はいなくなり、同時に木に止まっていたホタルが飛び立った。 普通のホタルより、なんだか光が弱く…そして池を過ぎた辺りで、その光は見えなくなった。 「…っう……ほ、たる……うわぁぁあんっ!!」 あたしは泣きじゃくった。 ホントに…愛しいひととの別れは辛かった。 泣きじゃくるあたしのまわりを、何匹ものホタルが飛び交っていた…。