恋ホタル


「でも…俺達ホタルの寿命は短い。だから、短い間でなにかできることを探した。で、見つけた恩返し、それが、お前を元気にすることと、お前のお父さんを元気にすること。」


…ちょっと待って…それって…!!

「あの夜、お父さんのまわりをとんだあと、窓から出ていったホタルは…蛍だったの!?」




すると、蛍は頷いた。

「…でも、もしかしてだから蛍、最近体調が悪かったの!?あたしたちのみがわりになったから?」



蛍はなにも言わずに微笑んでる。

「そんな…好きなひとに苦しい思いなんかさせたくないよ…!!」



「いや、苦しさ以上に嬉しさの方が大きかったから。」

そう言うと、蛍があたしにキスをした。