恋ホタル


「ありり?」


蛍池にいくと、誰もいなかった。

「蛍はまだかぁ…。」


張り切って、早く来すぎたかも。待っとこう。

そしてあたしは、ホタルの飛び交う蛍池の近くにしゃがみこんだ。




「やっぱ、何度見ても綺麗だなぁ。」

ホタルって、心を癒してくれるよね。
見てるこっちが、優しい気持ちになれる。


あたしがホタルに見とれていると、一匹のホタルがあたしの前の木の幹に止まった。



その瞬間、いきなりまばゆい光があたしを包み込んだ。



「な、なに、これ…?」