恋ホタル


「ううん、あたしも今来たから。」


蛍は微笑みなが、あたしのとなりに座る。


「お父さん、どんな感じ?」

「うん、よくなってきてるみたい。1ヶ月は入院が必要だけど。」


蛍、お父さんのこと気にかけてくれてるんだ。ありがたいな。





「そっか。良かったな。」

「うん。あ、そーだ!!お父さんが帰ってきたら、退院パーティーするんだよ。」



そう、今お母さんと計画中なんだ。もちろん、お父さんには秘密。

「その時、蛍も来てよ。お父さんたちにも蛍を紹介したいし。」



こんないい人連れていけば、お父さんたちも大歓迎だよね。


「ああ…、そ、うだな。」


「蛍?」





あたしは、蛍のビミョーな返事が多少気になったものの、特に考えなかった。

「うん。楽しみにしてるから。」




蛍も笑って言った。