「まあ、あんたがその気がないならあたしは別にいいんだけど。」



お、どうやら諦めてくれたみたい?良かった。

「ね!それよりさ!明日の夜、夏祭りあるでしょ?」


いきなり話が変わってあたしは戸惑いぎみ。

「夏祭り?」

「ほら、蛍池の近くであるやつ!」


ああ、あれか。
やっとわかったよ。

「あれ、明日だっけ?」

「うん。だから、一緒にいこ♪」


いいけど…でも、あれれ?

「葉月、彼はいいの?」