「…え、えと…その…迷っちゃって。」


うまく呂律がまわんないよぉ…

だって、こんなイケメンに見つめられてるんだもん。




すると、その人はスッと立ち上がっていった。
「…ついてきて。」


そういうが早いか、スッスッと歩き始めてしまった。

「まっ…待って…」


慌ててあとを追いかける。


「キャッ… 」

走ってつまずき、転びそうになったけど…その人が支えてくれた。