「うめーな!天気もいいし。最高だわ。」 笑顔で私に話しかける圭。 付き合いたての頃は、束縛も無くて、毎日がきらきらしていた。 無邪気に笑う圭の笑顔は今でも好きだ。 今、言おう。 そう心に決めた。 「あのね、私たち・・別れようよ。」 私がそれを口にした瞬間、圭の顔は一瞬にして曇った。 「は?」 「苦しいよ、今の圭は好きじゃないよ。」 私の目には涙が浮かんでいた。