「琉生は照れ屋だね。」

「お前と一緒にいるからだよ……。」


「~~~ッ!!/////」

よくもまぁ、そんな言葉をさらっと言えますな…。

さすが、女の人の扱いに慣れてる。


―――ズキッ

「………???」

「どうした?しぃ。」

不思議な顔してたら、琉生が心配して覗きこんで来た。

「え、や。なんかね、女の子の扱いに慣れてるなぁって考えてたら…この辺がズキズキするの。」

心臓の辺りを抑えながら言った。

「何かな?まさか…病気じゃないよね!!??」

一人自分の心配をしていて、琉生が「それって…ヤキモチじゃねぇの?」って…顔を赤くして呟いたことに気づかなかった。


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「王子様のご登場だ。」