超ドライ女子×甘くて優しくていじわるな先輩






「本城くんいつもすごい優しくしてくれて、好きなの…!よかったら付き合ってくれないかなぁ?」



沈黙が走る



それとは逆に私は隠れてるのがばれないかとヒヤヒヤ、ドキドキしてます…!


ちなみに私が隠れてるのは告白現場の本棚を挟んだ隣



「…ごめん、俺好きな子いるから」



私から2人の表情は見えない



「そっか…あ、聞いてくれてありがと…ね」



ぱたぱたという足音がしてそのままドアから誰か出ていく音がした