「雫ちゃんは?俺のことどう思ってる?」 先輩は優しく私に尋ねた。 私は…私は先輩のことが好き 先輩がまっすぐ伝えてくれた想いにきちんと答えたい 「私は…先輩のことが…」 心臓は大きすぎる音で鼓動を早めていく うるさすぎるくらい 緊張で顔は熱いし、声が震える 「先輩のことが…好き…です…」