私は服の袖で涙をごしごしとふいた 「悠太先輩が図書室に来るなら、私はもう図書室に来ません。」 この気持ちを知られたくない 気付かれたくない 「…だめ、そんなの許さない」 先輩は真面目な顔で私を見つめてはっきりと言った そんな顔反則です… 私は気づいてしまったんです …悠太先輩が好きだって