な、なんですか?!
なんでこんな状況に?!
「雫ちゃん」
耳元でささやかれると全身がぞくぞくして体の奥から熱が引っ張り出される
「な、なんですか?」
身体中が熱いです…!
「さすがにさっきのは痛かったんだけど」
先輩の顔を見たかったけど、強く抱き締められてて全くわからない
「ご、ごめんなさい…」
「そんなにお仕置きされたいの?」
「…っ?!!///」
先輩そんな言い方しないでください!
この間のこと思い出しちゃうじゃないですか!
「お仕置きなんて…いやです…」
私の精一杯の抵抗だった
「…だめ、雫ちゃんに拒否権なんてないんだから」

