何故かその言葉にあたしは怒れて



「あたしはあんたたちみたいに暇じゃないの」



あたしは冷たく言った。




まぁ、暇だから公園で遊んでたんだけど。




あたしがそう言うと待ってましたと言わんばかりに、




「お前、゛裕ちゃん゛居ないと何も出来ないもんなぁ」



ニヤニヤしながら大将は言った。


その後ろにいる奴らもヒソヒソ言いながら笑った。



「別にそんな訳じゃないもん!」



あたしは怒りながら言った。



「お子ちゃま陽向ぁ〜」


その言葉であたしの目から涙が出てきた。



「ち、違うもん!」



あたしがそう言った時、



「お前らいい加減にしたら?」


呆れた声があたしの後ろから聞こえた。