時は遡ること、里香と創にあった後。
俺はまだ公園に居た。
ってか何時間経ったんだろうかと思うぐらい。
「さむっ…。」
そういえば今2月。寒いに決まっている。
「…お前こんな寒い中なにやってんだ?」
「あっ…良平先輩…。」
今一番会いたくない人が目の前に来た。
良平先輩は俺の隣に座る。
「お前の早とちり癖は今に始まったことじゃないしな。早く謝っちまえよ。」
「謝れって言われても…。完全に嫌われた場合はどうすればいいんですか…?」
「くっ…お前らしくないなぁ。何かあんのか?」
「………………実は…。」
俺はトラウマだった龍夜くんとの一件を良平先輩に話していった。