男共から厳しい視線を浴びながらその後の時間を過ごし、もう放課後。
創に関しては、小泉に関してもう諦めた顔でいる。

「しょうがねぇなぁ…。」

俺は、そんな創に対し、一肌脱いでやろうと考える。
まぁとりあえず、先ほども思ったが里香から直に渡すように説得だな。

でもその前に…
千鶴の教室を目指す。
今日1日会えていない俺のマイハニー!
ようやく会える!
すごくテンションがあがっている俺。
そしてようやく千鶴の教室に到着し、覗き見た。
そこには胸に手を当て深呼吸をする千鶴の姿が。
俺は、気づかれないように教室に入り、千鶴の背後につく。
そして、

「ちーづる!」
「きゃあ!」

後ろから抱き締めた。