目的の駅を降りると由杏がいた
「ねぇー由杏!電車で同じ制服の
かっこいい人いたー!」
「それが大翔だったらイイね
ってもしかして惚れましたか?」
「うん。多分、初めて一目惚れした
かも…」
「えー!聖奈が一目惚れとか…
でも良いんじゃない?」
「そうだね…。」
なんか不思議な気持ちだなぁー
ドキドキっていうか、なんというか
言葉では言いづらい気持ち…
そんな事を考えてたらいつの間か
学校に着いてた。
「聖奈の席そこなんだけど…
大翔の前の席です!」
「通りで女子が大量な訳ね…
って座れないじゃん」
「まぁ頑張れ!」
酷いし友達を見捨てるなんて…
イヤイヤ席行くと勿論座れない、
「ねぇーちょっとどいてくれない?」
「あっ!ごめんねー」
ちょー怖かったけど想像よりも女子が
怖くなかったことに安心!
でも後ろの気配的なのが凄くて
振り向けない…
イイや由杏の所行こう!
