あ…
こんな地味で真面目そうな奴が
バイクに乗り馴れてるっておかしいか。
流「兄達の後ろによく乗ってたから。」
嘘ではないよね?
空兄や海兄の後ろにはよく乗ってたし…
龍「そうか…」
まだ疑った目をしてる。
龍「お前の兄ってどんな奴だ?」
流「えっ!?何で??」
龍「いや…何となくだ。」
何となくって…
ここで「私の兄は暴走族の総長と
副総長です。」なんて事を言える訳が
ないし…
流「あたしに似た、ただのダサい
男たちだよ。」
兄達よ…
この事は、妹のためだと思って
どうか許してください…
龍「ふーん…
ま、行くぞ。
しっかり捕まっとけ。」
流「うわっ!」
龍に腕を引っ張られて
前で捕まされた。
別に捕まらなくても大丈夫なのに。
それよりもこの体制の方が困るよ。

