「おい、聞いてんの?焦げてるって、」 『え、…あ、ああああああああっ』 目の前の卵焼き器には焦げて黒くなりかけてる卵焼き、 右肩に触れてるゴツゴツとした腕、 その状況に頭がおかしくなりそうになる私は多分、疲れてる。 「まあ食えるからいいか。」 『あ、…つまみ食いしちゃだめ!』 ところどころ黒い卵焼きを口に入れてる直哉をみて目が覚めた私は、すぐさま菜箸を取り上げた。 『今日はお弁当なしということで勘弁してください…。』