「お母さん!パジャマ忘れた〜。部屋から持ってきて〜」


「ハイハイ!わかったわよ…」



母の返事が聞こえると、私はドアを閉め中で待っていた。



−ガチャ−−


お風呂場のドアが開き、私に向かってパジャマが差し出れた。


「はい。茜…あんたお風呂入るんならパジャマぐらい持っていきなさいよ」

母は私に注意しながら、バタンとドアを閉めた。


手渡されたパジャマに袖を通しながら…


私どうしたんだろ…


そんな事を思っていた。