青空バスケ―3rd―


「その制服、青桜だよね。
あたしも青桜に通ってたんだよ」

「え……じゃあ、もしかして……」


男の子はまじまじとあたしの顔を見つめた。

……何だろう……。

あたしが不思議に思っていると、突然男の子は「あ!」と声を出して、何かに気づいたようにあたしを見た。


「もしかして……高瀬先生の恋人……!?」

「え………」


予想外の言葉が発せられ、あたしは戸惑った。


「えっと……どうして……」

「六年前にインターハイに行った時の写真を部室に飾ったんですよ。
俺、目標にしようって毎日のようにそれを見てたから……。
何で気づかなかったんだろ……」


目標……。

……そっか。

あたしはその言葉を聞いて嬉しくなった。