青空バスケ―3rd―

大和side

『……ほっといて』


……そう言われたけど、様子がおかしい栞奈がどうしても気になって。

俺は栞奈が住んでるマンションまで行った。


だけど、栞奈はいなくて……。


仕方なく、俺は帰ることにした。


……そんな帰り道。


いつもは通らないのに……なぜかその時だけ、懐かしのストバスがある道を通って帰っていた。


……そういえば、飛田はストバスでケガしたんだっけ。

今日の飛田と秋山は何だかぎこちなかった。

飛田は普通に秋山に話しかけてるんだけど、秋山はどこか飛田を避けてるようで……。


やっぱ、罪悪感があるのかな……。


そんなことを思いながら、俺はチラッと横目でストバスの方を見た。


……俺はその光景を見て、思わず目を見開いて驚いた。