青空バスケ―3rd―


……気がつけば、あっという間に夕方になっていた。

勝ったのは俺のチームで、結局鳴瀬先輩が全員分の焼き肉を奢るハメに。


俺達は後から行くと言って、みんなは先に焼き肉屋に行ってしまった。


俺と栞奈はベンチに座りながらオレンジ色になりかけた空を眺めていた。


「蓮ちゃん達……どうなったかな」

「さぁ……。
でも、きっと……今頃笑ってるよ」

「……だったらいいな」


そう言って、栞奈は空を見ながら優しく微笑んだ。


「結構盛り上がったな」

「うん。
蓮ちゃんのためだったけど、結局あたし達がはしゃいでたもんね」

「まぁ、結果上手くいったんだし。
終わりよければ全てよしってことで」


みんな楽しそうだったし。

俺達も楽しかったし。