青空バスケ―3rd―


やっぱり、俺達の人生にバスケは欠かせない。

バスケを始めてからいろいろあった。


悔しくて流した涙もあったけど……

手に入れたものも大きい。


高校を卒業して八年。


今でもこうして大勢の仲間が集まってくれるのは……そうした日々の積み重ねがあったから。


貴重な休日にコイツらとバスケがしたい、と思えるような……そんなチームだったから。


「よーし!
負けたチームのキャプテンは全員に焼き肉奢りねー!」

「キャプテンってことは……愁と大和か」

「はぁ!?
夏樹、せめて負けた方全員が勝った方に奢るってことで……」

「それじゃあつまんないじゃんー。
ね?レイレイ」

「だな。
よし、大和。
全力で愁を潰せ」

「了解です」

「おい!お前ら……!!」


楽しい。

たまにはこういう息抜きもいいかもしれない。


でも……俺がこんなにも楽しめるのは、きっと……この人達と一緒にいるから。


「あ、高瀬先輩!
岬先輩がナンパされてる!」

「は!?」

「ウソですよー!」

「翔太、お前っ……!」


こんな俺を……笑顔で見守ってくれる、大切な人がいるから――