やっぱり、俺達の人生にバスケは欠かせない。
バスケを始めてからいろいろあった。
悔しくて流した涙もあったけど……
手に入れたものも大きい。
高校を卒業して八年。
今でもこうして大勢の仲間が集まってくれるのは……そうした日々の積み重ねがあったから。
貴重な休日にコイツらとバスケがしたい、と思えるような……そんなチームだったから。
「よーし!
負けたチームのキャプテンは全員に焼き肉奢りねー!」
「キャプテンってことは……愁と大和か」
「はぁ!?
夏樹、せめて負けた方全員が勝った方に奢るってことで……」
「それじゃあつまんないじゃんー。
ね?レイレイ」
「だな。
よし、大和。
全力で愁を潰せ」
「了解です」
「おい!お前ら……!!」
楽しい。
たまにはこういう息抜きもいいかもしれない。
でも……俺がこんなにも楽しめるのは、きっと……この人達と一緒にいるから。
「あ、高瀬先輩!
岬先輩がナンパされてる!」
「は!?」
「ウソですよー!」
「翔太、お前っ……!」
こんな俺を……笑顔で見守ってくれる、大切な人がいるから――

