青空バスケ―3rd―

栞奈side

あたしは約束通りに青桜高校に来ていた。

懐かしの体育館。

その扉を開けると……今日はいないと聞かされていた大和がいた。


でも、大和は……黙ったままあたしの横を通り過ぎて体育館を出ていった。


……静まり返る体育館。


「あの……栞奈さん」


洋輝君がその沈黙を破り、あたしの前に来た。


「……すみません。
ウソついて……」

「どうしてこんなこと……」

「俺達……先生に元気になってほしかったから」


元気に……?